Webアプリケーション注意点の残りのピース、JavaScript(Ajax)と携帯電話対応
del.icio.usのドキュメントってどういう経緯で出て来たものなのだろう、とURLを上位に辿っていったらFuture of Web Apps Summitでのスピーチ内容だったみたいです。
Notes from the summit
でその他にもDHH(37 signals),Cal Henderson(Flickr),Steffen Meschkat(Google Map),Andrew Shorten (Adobe Flex)あたりのすごいメンバーのスピーチ内容が読めます。でもほとんどどこかで読んだ話か他と被っている内容なので個人的に気になった箇所をピックアップします。
まずSteffen Meshkat氏の話から。主にAjaxの話でGoogleはAjax支持するよ!とか言っているのですが最後のほうでJavaScriptの愛すべき点にも触れられています。
JavaScriptは最悪だけど(愚かな名前、セミコロン挿入、驚くべきスコープ規則、明確な実行環境が無い)、次のようなカッコイイ特徴も持つ: カスタムオブジェクト、委譲、クロージャ 贅沢な文字列、例外、ファンクタ(ファンクタは関数のように呼び出せるオブジェクトのこと。) "C構文を持つLisp"と呼ばれている 名前がその場で理解できる(HTMLページからJavaアプレットを処理する場合)
主に関数プログラミング面が指摘されているような。やはり来るんですかね、関数プログラミング。カスタムオブジェクトっていうのは組込みオブジェクトのprototype拡張のことでしょうか。
もう一つはCal Henderson氏のFlickrの話から、携帯電話対応の重要性。携帯電話は「いつか」重要なプラットフォームになると考えているとのこと。XHTML Mobile Profile対応と配信内容の選定が重要だよ、と。
携帯対応は必須なのか -てくのーと2.0 復刻版-でも触れられていますがこのあたりに対応した日本発のフレームワークあっても良さそうですね。