perl本５冊

なにやら本５冊紹介するのが流行っているようなので乗ってみる。といっても既に紹介されている物と被らないように５冊は難しそうだったので、いろいろ考えたところ僕が今までに読んできたperl関連本が丁度５冊だったので紹介してみます。

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

この本は会社の仕事もある程度覚えてきて進め方のノリとかわかってきて自分のペースで仕事できるようになったけど会社の仕事で覚えることだけじゃ駄目だなーと思ってた頃になんとなく手に入れた本。

• 同じことを二度書かない(Don't Repeat Yourself=DRY原則)
• 出来るだけ自動化
• テストコードを書く
• 便利なツールを積極的に使う、
• 割れた窓(バグ)をほったらかしにしない

といった点に刺激を受けて(まだいっぱいあるけど)、UnixとかPerlとか覚えて本業のほう楽に出来ないかなーと、いう感じでPerl始めました。
久々に見たら今だからわかるところとかありそうなんでまた読んでみようかな。

Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選

Perl始めると、WEBで動くんだからYahooの天気予報とか取ってきたいよなとか思うはず。この本の２章はweb情報を取ってくる(spideringする)基礎がまとまってていいです。それ以降の章は具体的にどこどこのサイトのどういうデータをどういう風に取ってくる、という例がコードも含めて細かく載っています。日本語版はweb上の日本語情報扱うときの注意点についてのまとめも加えられています。
全部一気に読むものでは無いと思うけど、気になるHackから読んでいって少しずつ実践的に覚えるのにいいと思います。僕はこの本でlwpの使い方とか覚えました。
一通り読み終わってPerl少し覚えてからまた読んだら最初は何やってるのかわからなかったTemplateToolkit::ExtractとかRSSの話も載っててびっくりした覚えが。最初からわかって読んでたらlwpであんな必死にspideringしなかったのに！とか思いました。

Web+DB press (特別総集編)

上２冊の時点でサーバーの知識とかほとんどなかったので、ApacheとかDBの基礎知識を覚えるために買いました。そしてもちろんmiyagawaさんの記事。PerlStyleもそうだけど、Webアプリケーション開発Cookbookという連載もあって、こちらは携帯対応、文字コード、RSS,RESTといったより実践的な内容。印刷して通勤時間によく読んでました。この辺りでPerlとかWebとか面白いかも！と本気モードで勉強始めました。
\2,000くらいで数年分の雑誌PDFが丸ごと手に入るのでこれは買いかと。

続・初めてのPerl - Perlオブジェクト、リファレンス、モジュール

ベタにソース書くことは出来るけど、クラス使ってできれいにコーディング出来るようにしたいな、と思って読んだ本。リファレンスとかクラスとかについて書かれているんですが正直これは必要なかったかも。英語読めればperldocで十分だと思いました。perldoc.jpもあるし。
何となく本でまとめて読みたかっただけだったのかもしれません。

オブジェクト指向Perlマスターコース―オブジェクト指向の概念とPerlによる実装方法

Perl Best Practices: Standards and Styles for Developing Maintainable Codeが大人気のDamian Conway著書。PerlでOO学ぶならこれ読むべきです。なかなか書店に置いてないので続・初めてのPerlを先に買っちゃったんですけどこっちを先に買うべきでした。他の言語である程度プログラムについて知ってるならいきなりこれ読んでも大丈夫だと思います。Perl特有の話が出てきてわからなかったら他の書籍なりwebなりで調べてみる感じで。
厚いんで今もまだ読んでる途中。後100ページくらいかな。

割とまじめに勉強する気になったのはここ２年くらいなので技術本もそんなに買ってないんですけど、やはり達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道と増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門がインパクト大きかったかなぁ。